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謹賀新年まとめ2



大峯南奥駈道解説


 さて、賑やかな元旦キャンプメンバーとお別れした後は、十津川村の山を雪と氷に警戒しつつ上がっていきます。目的は熊野三山奥の院 玉置神社へ初詣としゃれ込む為です。今までやはり年末寒波により降り積もった雪の前に撤退を繰り返していましたが、これだけ暖冬ならば今年こそは大丈夫なハズだ!



雲に沈む十津川村


 しかしながらキャンプ場でのほほんし過ぎて瞬く間に日が暮れていきます。玉置神社への道中、前から目を付けていた東屋があったのでそこで新年2日目のお泊まりとします。オービスの位置はチェックしていなくとも、使えそうな東屋の位置はチェックしている。それが林道を旅する者の習性なのです。これが夏ならテントすら張る必要がなくなるので大変ラクチンに。
 各林道に一カ所づつ東屋を建てることを義務化してくんないかなア。それこそが美しい国といふものなのです。ちなみに根拠はない。



東屋を活用した野宿


 しかし東屋にも使える東屋とそうでない東屋とがあります。使える東屋とは屋根の下でテントを設営するスペースがあるもの。そうでない東屋とは固定された机や椅子でテントが設営できないばかりか横になることもできない構造のもの。
 今回の東屋はテントを設営するスペースがあり、なおかつ下が砂利のためペグダウンが可能。端に据え付けられた長椅子をテーブル代わりに活用でき、かつ防風効果を持つ壁面を有しており、更には少し離れた場所に十分なトイレットペーパーを備えた公衆便所がある。三重県民的にはディ・モールド良い野宿場所でありました。
 これこそが美しい国ニッポン!
 やはり根拠はない。



冬の定番セット


 ちなみに冬の野宿を楽しめるかどうかは熱源の有無にあるといっても過言ではないでしょう。なお「だったら宿に泊まればええやん」という意見はエウロパの氷の下に沈めるからそのつもりで。
 昨年から愛用しているのはマルチフューエルの定番MSR ウィスパーライト・インターナショナルとMSRのゴトクにピッタリフィットのマナスルヒータ。夏場はガスストーブだけで済ませますが、暖房器具としても使うのならばガソリンストーブが一番です。無慈悲なまでの大火力が寒空の下では非常に心強く感じます。ただ火力が強すぎて実は調理に向いていないという欠点があったりもしますが。煮物なんかやっちゃダメ、あっと言う間に煮詰まるゾ! しかしウチの親父様所有のMSRはほとんど同じモデルのハズなのに何故かトロ火が利
いてお米もふっくら炊き上がる。謎である。



大峯方面の夜明け


 一人で野宿していると色々とレアなイベントが発生します。例えば深夜にテントのすぐ側で足音がしたり、しかも沸き上がったかのように唐突に、そしてそれは明らかに二足歩行のそれであったり。例えば近くを流れる小川のせせらぎに混じって人の話し声のようなものが聞き取れたり。金縛りの類などはもはや当たり前。挙げ句の果てにはテントのフライシートに何かが押しつけられ、そしてそれはどう見ても人の手形にしか見えなかったり。
 それらの愉快なイベントが発生した場合、大人しくシュラフを頭からかぶって寝てしまいましょう。大丈夫、観測者である自分自身が見ていなければ、それらはそこに存在するであろうし、また存在しないでもあろう、状態は重ね合うのである!
 みゃ~。



果無し方面の夜明け


 そして三が日の最終日、玉置神社へ無事にたどり着きロシアンラリー完走を願って絵馬を奉納してまいりました。しかし数ある神社の中でも仏恥義理に僻地にある玉置神社で、緋袴が見られたのはビックリ。しかも三人。オイラ思わず【以下当局検閲】



玉置神社



 
 そして2007年の幕は開けた。
 果たして三重県民の運命や如何にッ?!
 その生き様に刮目せよッ!
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by minorukawai | 2007-01-09 04:52 | 彷徨えツーリング